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FXをVPSで動かすための目安は?【失敗しないプラン選び】

FXをVPSで動かすための目安は?【失敗しないプラン選び】

この記事はFXをVPSで動かすために目安となる必要なメモリ量とVPSプランの選び方について説明しています。

FXを使うためにVPSを契約してMT4を運用しようと考えています。VPSを契約する上でいくつかプランがありますが、MT4を動かすためのメモリ(スペック)はどれぐらい必要なのか知りたい。

VPS上でMT4を安定的に動かす場合ひとつのMT4につき1GBから2GBが必要になります。

FX(MT4)をVPSを申し込む際に迷うのがプラン選び。

プラン選びを失敗してしまうと、せっかくの自動売買もうまくいきません。

プラン選びで重要になるのが、MT4を動かしたい数。ただ安いからと月額料金の安いプランを選ぶことは絶対にダメです。

Xserver VPSが公開しているXserver VPS for Windows Serverの場合、6つのプランがあります。

あなたが動かしたいMT4の数を基準にプランを選びましょう。基準となるMT4の数と最適プランは後程解説します。

Xserver VPSが公開しているXserver VPS for Windows Serverの場合、あなたが動かしたいMT4の数を基準にプランを選びます。
MT4ひとつなら2GBでOK

Xserver VPS for Windows Serverをもう少し詳しくみて見る

この記事を読むことでFX(MT4)をVPSで動かすためにどのプランを選ぶべきかがわかります。最適なプランを選ぶことでFX自動売買に必要なMT4を効率よく安全に運用することができるようになります。

記事の執筆・監修者

はや@ENGI WORKS
はや@ENGI WORKSシステムエンジニア
▼ENGI WORKS(エンジワークス)運営者 ▼本業はサーバー系、ネットワーク系の保守・運用・設計・構築・セールスと多岐に渡る ▼VPS構築・データ移行サポート実績多数 ▼サーバノウハウを日々発信。

FX(MT4)をVPSで動かすために必要なメモリ(目安)ってどれぐらい?

FX(MT4)をVPSで動かすために必要なスペック(目安)はおよそ1GBです。使うインジケーターの数やチャートの表示数でメモリの消費方法は変わってきます。

MT4はひとつ起動するとおよそ130MBのメモリを消費します。ただしこれは素の状態。

下の画像はMT4を2つ動かしている場合のメモリ消費量を表示したものです。

下の画像はMT4を2つ動かしている場合のメモリ消費量を表示したものです。

メモリの使用状況を拡大したものがこちら。MT4/MT5はterminal.exeと表示されます。

上の図で使用しているVPSのプランはXserver VPSの4GBプランです。4GBプランなので、最大メモリ量は3927MBと多く表示され使用中は698MBとなりかなり余裕があるように見えます。ただし、1GBプランや2GBプランの場合はすでに性能ギリギリの状況ということがわかります。

今回のMT4は起動しただけの「素の状態」なので、メモリの使用量は少なくCPU使用率もかなり余裕があります。

当然、日々運用していくことでデータも大きくなりメモリ使用量、HDD使用量も増えていきます。

ちなみにMT4を使い込んでいる時のメモリの使用率(RSSの部分)はご覧のとおり。ここまで来てしまうとMT4自体は動きますがなにか別の操作(時間軸を変えたとき)をしたときなどMT4の動作は遅くなります。

ちなみに2GBプランや4GBプランのプラン名はそのままVPSで使用できるメモリの量を表していますが、丸々MT4に使えるわけではありません。OSが動くためにもメモリは消費します。

これが1GBプランや2GBプランだとMT4を2個動かすだけでかなり動作が重くなります。2個以上は2GBプランより上のプランをおすすめします。

プログラムは本来メモリに置かれているものが処理されます。

メモリ消費が多くなると一度SSD(HDD)に退避して必要なプログラムをSSDからメモリに置き、また必要がなくなったらSSDに退避することを繰り返します。これがMT4の処理が重くなる原因のひとつです。

1GBプランや2GBプランで契約するならMT4/MT5の数は1つが無難です。

2個~3個MT4を動かすなら4GBプランというイメージを持っておくと安全。

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VPSでMT4を使う【推奨するスペック(メモリプラン)をご案内】

MT4は動かし始めこそメモリ使用量は少ないですが、時間が経過していくとメモリの使用率は多くなります。

そのため、2GB以上(最低でも1.5GB)のメモリ容量を確保できるプランを契約することがFXを最も効率良く運用・リスク回避に必要な条件だと言えます。

目安となるプランとMT4の個数を表にまとめました。

プラン512MBプラン1GBプラン1.5GBプラン2GBプラン3GBプラン4GBプラン
MT4の数非推奨非推奨1個1個2個3個
プランとMT4の数
プラン5GBプラン8GBプラン10GBプラン16GBプラン32GBプラン64GBプラン
MT4の数4個6個8個14個20個40個
プランとMT4の数

上記はあくまでも理論値になり、EAやインジケーターの使い方で大きく変わってきますので、まずは小さいプランからMT4をテストしながら使ってください。重いと感じたらプランアップをすればOKです。

ほとんどのVPSではプランの変更が可能です。例えば2GBプランから4GBプランへ変えることはすぐにできます。

ただし、下位プランに戻すことができないVPSもほとんどなので、小さいプランからMT4をテストすることをおすすめします。

もうひとつの注意点としてはひとつのVPSにMT4を入れ過ぎないこと。

VPSを動かしているサーバー自体が壊れることはありませんが、メモリを多く消費しているとVPSが固まってしまう危険性が高まります。

表では理論値としてMT4の数を紹介していますが、多くても8GBプランが無難。それ以上動かしたい場合はもうひとつVPSを契約してMT4を運用することでさらに安全性を確保できます。

次の項目では、FXの運用におすすめのVPSを紹介します。プランも掲載していますので、動かしたいMT4の数を基準に検討してみてください。

で操作に関するものでVPS性能とは別問題だから。

ただし、リモートワークの場合は「自宅・VPS間」が重要になります。

とは言え、筆者はリモートワークで常にVPSを利用していますが、モッサリしてるということを感じたことは一度もありません。

FXの自動売買の利用にVPSを考えている場合はかなり賢明な方です。

「自宅PC(MT4)⇔FXサーバー」よりも、「VPS(MT4)⇔FXサーバー」のほうが、同じタイミングで約定を実行したとしても、圧倒的に「VPS(MT4)⇔FXサーバー」のほうが有利だから。

家庭用の設備はVPSの性能、回線設備は圧倒的に劣ります。

FXの自動売買はVPSの価値を知っている人ほど有利、ということが言えます。

【コラム】リモートデスクトップ接続ってモッサリしてるって聞くけどホント?

VPSはネット上に存在するパソコンですので、使うためにはリモートデスクトップ接続が必須です。

ただし、ここで勘違いされてしまうのが、「モッサリ=VPSの性能はダメ」というもの。

この考えは確実に間違い。

光回線以上であればリモートデスクトップ接続でモッサリすることはほとんどありません。

「自宅・VPS間」の通信はあくまで操作に関するものでVPS性能とは別問題だから。

ただし、リモートワークの場合は「自宅・VPS間」が重要になります。

とは言え、筆者はリモートワークで常にVPSを利用していますが、モッサリしてるということを感じたことは一度もありません。

「自宅PC(MT4)⇔FXサーバー」での通信速度は1Gbpsが一般的。ただし、パソコンの性能にもよるので通信品質は不安定になりがち。

「VPS(MT4)⇔FXサーバー」では通信速度が10Gbpsとなります。サーバーでは通信設備が家庭用のものとは比べ物にならないので、同じタイミングで約定を実行したとしても、圧倒的に「VPS(MT4)⇔FXサーバー」のほうが有利です。

家庭用の設備はVPSの性能、回線設備は圧倒的に劣ります。VPSの一般的な回線速度は10Gbpsですが、家庭用はせいぜい1Gbpsです。Nuro光では2Gbpsですが、一台あたりの通信速度は1Gbpsに抑えられている。

FXの自動売買はVPSの価値を知っている人ほど有利、ということが言えます

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FXのおすすめVPS【最安値をOSごとで比較】

ここからはWindows版VPS3と、Linux版VPSを2つ、おススメのVPSを比較していきます。

シン・VPS

Linux版VPSからは以下の2つ(該当項目へ飛べます)

VPSの最安値ランキング

ランキング1位2位3位
VPS

お名前.comデスクトップクラウド


Xserver VPS for Windows Server


シン・クラウドデスクトップ for FX
種別FX専用VPS通常VPSFX専用VPS
プラン1.5GB~2GB~2GB~
OSWindows Server 2019Windows Server 2019,2022Windows Server 2022
回線速度10Gbps10Gbps10Gbps
月額料金530円~1,386円~1,540円~
おススメ度
(5.0 / 5.0)
(4.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
最低利用期間3ヵ月~1ヵ月~3ヵ月~
詳細ボタンプランを見るプランを見るプランを見る
Windows版VPSで主軸のVPS3つ

【1位】お名前.comデスクトップクラウド

プラン月額料金メモリSSD容量CPU推奨MT4数OS転送量通信速度
短期お試し530円~1.5GB60GB2コア1個Windows Server 2019無制限10Gbps
スタートアップ1,135円~2.5GB120GB3コア2個Windows Server 2019無制限10Gbps
スタンダード1,895円~4GB150GB4コア4個Windows Server 2019無制限10Gbps
プレミアム3,205円~8GB200GB8コア8個Windows Server 2019無制限10Gbps
プラン比較(料金はキャンペーン中のもの)

お名前.comデスクトップクラウドは、FX専用に設計されたVPSです。FX利用目的ならコストもWindows版VPSの中で最安値。コスパも良く、安くおススメです。

推奨MT4個数以上動かす場合は上位プランを選びましょう。

3個動かしたい場合は、2.5GBプランではなく、4GBプランを選ぶ。

MT4を1個だけ動かすなら1.5GBプランが最安値です。1ヵ月契約限定ですが、3ヵ月目以降は契約月数を見直せるので、まずは使ってみたいというあなたにピッタリのプランです。

通信速度やサーバー性能はFX用にチューニングされている点もオススメする理由です。

関連記事 お名前.comデスクトップクラウドでMT4を設定する

最安値でVPSを申し込みに行く

【2位】Xserver VPS for Windows Server

プラン月額料金メモリSSD容量CPU推奨MT4数OS転送量通信速度
2GB1,386円~2GB100GB2コア1個Windows Server 2019,2022無制限10Gbps
4GB2,772円~4GB100GB4コア4個Windows Server 2019,2022無制限10Gbps
8GB5,544円~8GB100GB6コア7個Windows Server 2019,2022無制限10Gbps
16GB11,088円~16GB100GB8コア14個Windows Server 2019,2022無制限10Gbps
32GB22,176円~32GB100GB12コア28個Windows Server 2019,2022無制限10Gbps
64GB44,352円~64GB100GB24コア50個Windows Server 2019,2022無制限10Gbps
プラン比較(料金はキャンペーン中のもの)

Xserver VPS for Windows Serverは、FX専用に設計されていないVPSですが、お名前.comデスクトップクラウドやシン・クラウドデスクトップ for FXと同じ使い方ができます。

また、シン・クラウドデスクトップ for FXと同じ性能のサーバーが使われていますので、約定スピードアップや安定した取引も期待できます。

ただし、SSD容量が全プランで同じと言う点がネックでMT4の推奨個数を示してはいますが、SSD容量の不足が生じてしまいます。

当サイトで契約頂いているほとんどの方は2GB~8GBプランが多く、この辺りであれば推奨MT4の数で安定した取引が可能です。

最安値という観点からいくと2番目におすすめできるVPSです。

関連記事 【Xserver VPS for Windows Server】MT4のインストール方法

クリックして詳細を見に行く

【3位】シン・クラウドデスクトップ for FX

プラン月額料金メモリSSD容量CPU推奨MT4数OS転送量通信速度
お試し1,540円~2GB80GB2コア1個Windows Server 2022無制限10Gbps
スタートアップ1,963円~3GB150GB3コア2個Windows Server 2022無制限10Gbps
スタンダード3,157円~5GB200GB4コア4個Windows Server 2022無制限10Gbps
プレミアム4,774円~10GB300GB8コア8個Windows Server 2022無制限10Gbps
プラン比較(料金はキャンペーン中のもの)

シン・クラウドデスクトップ for FXは、FX専用に設計されたVPSです。メモリやSSD容量はお名前.comデスクトップクラウドよりも多く安定性は十分。

サーバースペックも十分で約定スピードアップも期待できます。

ただし、最安値という観点でいくと、同等性能のお名前.comデスクトップクラウドよりおススメ度は下がります。

性能重視でとにかくFXの安定性を求めるならシン・クラウドデスクトップ for FXはおススメです。

関連記事 シン・クラウドデスクトップ for FXでMT4を設定する方法

Linux版VPSの最安値ランキング

ランキング1位2位
VPS

Xserver VPS


シン・VPS
種別通常VPS通常VPS
プラン2GB~2GB~
OSLinux(Ubuntu)Linux(Ubuntu)
回線速度10Gbps10Gbps
月額料金580円~310円~
おススメ度
(5.0 / 5.0)
(3.5 / 5.0)
最低利用期間1ヵ月~1ヵ月~
詳細ボタンプランを見るプランを見る
Linux版VPSで主軸のVPS2つ

【1位】Xserver VPS

プラン月額料金メモリSSD容量CPU推奨MT4数OS転送量通信速度
2GB580円~2GB50GB3コア1個Linux無制限10Gbps
4GB1,190円~4GB100GB4コア4個Linux無制限10Gbps
8GB2,240円~8GB100GB6コア7個Linux無制限10Gbps
16GB5,040円~16GB100GB8コア14個Linux無制限10Gbps
32GB12,950円~32GB100GB12コア28個Linux無制限10Gbps
64GB26,600円~64GB100GB24コア50個Linux無制限10Gbps
プラン比較(料金はキャンペーン中のもの)

Xserver VPSは、Linux版VPSです。価格はLinux版VPSの中では最安値。

Xserver VPS for Windows Serverやシン・クラウドデスクトップ for FXと同じサーバーを使っているため、非常に高性能でコスパはバッチリ。

Windowsと違い、LinuxはOSが最小限で構成されているので、安定性は抜群。

2GBプランはSSD容量が50GBと心細いですが、MT4をひとつだけ動かすなら問題はありません。

関連記事 【Xserver VPS】Linux版VPSでMT4/MT5をインストールする方法

クリックして詳細を見に行く

【2位】シン・VPS

プラン月額料金メモリSSD容量CPU推奨MT4数OS転送量通信速度
512MB310円~512MB30GB1コア非推奨Linux無制限10Gbps
1GB410円~1GB100GB2コア非推奨Linux無制限10Gbps
2GB765円~2GB150GB3コア1個Linux無制限10Gbps
4GB1,546円~4GB200GB4コア4個Linux無制限10Gbps
8GB3,000円~8GB400GB6コア7個Linux無制限10Gbps
16GB12,001円~16GB800GB8コア14個Linux無制限10Gbps
32GB24,000円~32GB1,600GB12コア28個Linux無制限10Gbps
プラン比較(料金はキャンペーン中のもの)

シン・VPSは、自社が運営しているXserver VPSすらも凌駕するサーバー性能を持っています。

その中で特に優れているのがSSD容量。VPSの平均的なSSD容量は100GBですが、2GBプランですでに150GBとなり、32GBプランでは1,600GBとかなりの量。

性能はXserver VPSを上回ることは確かなのですが、月額料金が高めに設定されています。

そのため、【最安値という観点からおすすめ度はLinux版VPSの中では2番目】としています。

Linux版VPSの中では性能は最強レベルですので、とにかく高性能サーバーでMT4を運営したい!ならシン・VPSはおススメです。

関連記事 シン・VPSでFX自動売買のMT4を設定する方法

クリックして詳細を見に行く

FX(MT4)をVPSで複数起動するなら最低スペックの目安は2GBプラン:まとめ

VPSでFX(MT4)を動かすなら最低スペックは1.5GBのメモリ容量は欲しいです。

MT4は運用はじめの頃はそれほどメモリ消費は目立ちませんが、インジケーターや運用時間が長くなるとメモリ消費も多くなります。

目安となるプランとMT4の個数を表にまとめました。

プラン512MBプラン1GBプラン1.5GBプラン2GBプラン3GBプラン4GBプラン
MT4の数非推奨非推奨1個1個2個3個
プランとMT4の数
プラン5GBプラン8GBプラン10GBプラン16GBプラン32GBプラン64GBプラン
MT4の数4個6個8個14個20個40個
プランとMT4の数

上記はあくまでも理論値になり、EAやインジケーターの使い方で大きく変わってきますので、まずは小さいプラ

ほとんどのVPSではプランの変更が可能です。例えば2GBプランから4GBプランへ変えることはすぐにできます。

ただし、下位プランに戻すことができないVPSもほとんどなので、小さいプランからMT4をテストすることをおすすめします。

もうひとつの注意点としてはひとつのVPSにMT4を入れ過ぎないこと。

VPSを動かしているサーバー自体が壊れることはありませんが、メモリを多く消費しているとVPSが固まってしまう危険性が高まります。

表では理論値としてMT4の数を紹介していますが、多くても8GBプランが無難。それ以上動かしたい場合はもうひとつVPSを契約してMT4を運用することでさらに安全性を確保できます。

動かしたいMT4の数を基準にVPSを選んでみてください。

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